OpenRoaming
世界中のWi-FiサービスプロバイダーやWi-Fiアクセスポイント間のシームレスな接続を可能に
従来のフリーWi-Fiで課題であった「利便性」と「セキュリティ」を大幅に改善。
Passpointの仕組み を活用して高セキュリティに自動接続を実現します。
インバウンド向けに付加価値を高める通信環境整備としても、地域住民のみなさまへ安心してご利用いただけるフリーWi-Fiサービスとしても、注目を集めています。
OpenRoamingとは
OpenRoamingは、Wireless Broadband Alliance(WBA)が推進する、ワールドワイドでのシームレスな接続プラットフォームです。デバイスに証明書を登録することにより、OpenRoamingに対応した複数のWi-Fiネットワークに自動的に接続でき、無線区間のセキュリティも守られる仕組みです。既に100を超える国と地域でOpenRoamingが普及しており、300万ヶ所以上で利用可能といわれています。

OpenRoamingの特長
ポイント1:安全なフリーWi-Fiを実現
アクセスポイントの正当性を電子証明書で検証する仕組みと、無線通信区間を異なる異なるキーで暗号化することにより安全性を担保します。
- 導入メリット
- 高セキュリティなWi-Fi提供エリアとしてPRできることに加え、利用者の満足度の向上につながります。
- 利用者メリット
- なりすましAPや盗聴などセキュリティ上の心配なく、フリーWi-Fiを安心して利用することができます。

ポイント2:ストレスフリーな利便性の高い接続
一度設定すれば専用接続アプリがなくても、自動接続が可能です。
- 導入メリット
- アプリを新たに機能開発する必要がなく、運用やプロモーションにおいてもコストをかける必要がありません。
- 利用者メリット
- 意識することなくWi-Fiの利用機会を逃さず、ストレスなくご利用いただけます。

ポイント3:グローバルでシームレスなサービス
一度の設定で日本国内外のOpenRoaming対応Wi-Fiスポットでもシームレスな利用が可能です。
- 導入メリット
- プロモーションや説明が行き届かなくてもやインバウンドの体験価値向上に繋がり得ることに加え、登録者との接点を継続的に持つことが可能です。
- 利用者メリット
- 一度登録すると全世界のOpenRoaming対応エリアで利用可能であるとともに、目的において利用手続きの必要がありません

事例紹介
東京都の「TOKYO FREE Wi-Fi」のサービス環境開発・運営
東京都が国内の自治体として初めてOpenRoamingを導入
都民の生活の質の向上、また、災害時等における安全で正確な情報取得が可能な公衆Wi-Fi環境構築を目指 す都と協働して、KDDIとWi2は、国際的なWi-FiローミングプラットフォームであるOpenRoamingをサポートする無料Wi-Fiプラットフォームを開発。
従来の課題を解決し、都民や国内のユーザーだけでなく、訪日外国人にとっても利便性と安全性を両立したWi-Fi環境をご提供しています。
運用実績
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都庁第二本庁舎3階
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東京観光情報センター(バスタ新宿)
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新宿都税事務所(本館4F、本館6F)
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東京都立大久保病院(3F外来待合エリア)

大阪では2024年10月1日より「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」を導入
10周年を迎えた「Osaka Free Wi-Fi」、OpenRoaming対応でますます利便性が向上
外国人旅行者をはじめ多くの観光客に利用され、10周年を迎えた「Osaka Free Wi-Fi(OFW)」。
大阪府、大阪市、近畿運輸局や民間企業など、官・民一体となったオール大阪での「Osaka Free Wi-Fi整備計画推進委員会」(事務局:大阪観光局)により2014年1月から提供開始されたサービスですが、このたびOpenRoamingに対応した「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」を導入。
今後、既にOsaka Free Wi-Fiが提供されているWi-Fiスポットについても、順次OpenRoamingへの切り替えを進め、対応スポットを拡大予定です。
提供実績
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関西国際空港(T1、T2ターミナル)
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JR西日本(6駅)
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大阪メトロ(7駅)
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南海電鉄(3駅)
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京阪電鉄(2駅)
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近畿日本鉄道(2駅)
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空港アクセスバス

全国各地の自治体にて進む導入
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函館市にて高速かつ安全性の高いフリーWi-Fiサービスを再構築
提供開始時期:2023年12月1日
利用可能場所:「西部・ベイ」エリア、「函館駅前・大門」エリア、「本町・五稜郭」エリア、「湯の川」エリア ※記載エリアにおいて、新規設置および従来設置箇所の更新を含め再整備を実施 -
公共施設の「KYOTO Wi-Fi」OpenRoamingに対応
提供開始時期:2024年2月5日
利用可能場所:京都市において「KYOTO Wi-Fi」を導入している公共施設(順次導入) -
3月1日より姫路市のすべての公民館にて OpenRoaming対応のフリーWi-Fi提供開始
提供開始時期:2024年3月1日
利用可能場所:姫路市立公民館 全68館
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沖縄こどもの国 国内外の来園者向けに県内初となる国際基準の安全なWi-Fi環境を実現
提供開始時期:2024年3月1日
利用可能場所:沖縄こどもの国 -
空港や観光案内所など「KOBE Free Wi-Fi」がOpenRoamingに対応
提供開始時期:2024年3月25日
利用可能場所:神戸空港(海上アクセスターミナル内待合スペース・総合案内所) 北野観光案内所、有馬温泉観光総合案内所、神戸市役所、中突堤中央ターミナル(かもめりあ)、中突堤旅客ターミナル、三宮バスターミナル(ミント神戸内)、神戸ポートターミナル、摩耶ケーブル駅、虹の駅、星の駅、六甲ケーブル下駅、神戸国際会議場、神戸国際展示場(1号館・2号館・3号館) -
長崎県西海市の観光施設にて4月1日よりOpenRoaming対応のフリーWi-Fiサービスの提供を開始
提供開始時期:2024年4月1日
利用可能場所:伊佐ノ浦公園、七ツ釜鍾乳洞、みかんドーム、尻久砂里海浜公園、本堂公園
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府中市にて「TOKYO FREE Wi-Fi」の提供を開始
提供開始時期:2024年10月1日より順次
利用可能場所:府中市内23施設 -
国分寺市の二次避難所となる施設の一部にて どなたでも簡単に安心してご利用いただけるフリーWi-Fiの提供を開始
提供開始時期:2025年2月1日
利用可能場所:国分寺市二次避難所のうち以下の施設 【施設一覧】恋ヶ窪公民館、北町地域センター、内藤地域センター、並木公民館、 北の原地域センター、さわやかプラザもとまち、恋ヶ窪保育園、もとまち公民館、 本町・南町地域センター、市民室内プール、こくぶんじ保育園、光公民館、西町プラザ(地域センター)、福祉センター、障害者センター、もとまちプラザ、ひかり保育園 -
3/22(土)より、高知市にて訪日外国人の利便性も向上するOpenRoaming対応のフリーWi-Fiサービスの提供を開始
提供開始時期:2025年3月22日
利用可能場所:はりまや橋商店街、京町商店街、壱番街商店街、新京橋商店街、東洋電化中央公園、帯屋町一丁目商店街、帯屋町二丁目商店街、おまち多目的広場、大橋通商店街、高知新港客船ターミナル
導入検討されるお客さまへ
OpenRoamingは、今後ますます注目される技術となり、様々な施設で導入されることが期待されています。
特にインバウンド需要の高まりに伴う観光客の増加が予想される自治体・公共施設に最適です。
当社にご相談いただければ、OpenRoamingの概要のご説明からニーズや状況に適した最適なご提案まで行います。お気軽にご相談ください。
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