「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」提供開始について

大阪観光局（大阪府大阪市中央区、理事長:溝畑 宏）は株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス（本社:東京都中央区、代表取締役社長:向吉 智樹、以下 Wi2）の協力のもと、「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」を推進し、10月1日より提供を開始します。

大阪府、大阪市、近畿運輸局や民間企業など、官・民一体となったオール大阪での「Osaka Free Wi-Fi整備計画推進委員会」（事務局：大阪観光局）により2014年1月から提供開始しました無料公衆Wi-Fi「Osaka Free Wi-Fi（OFW）」は本年で10周年を迎え、外国人旅行者をはじめ多くの観光客にご利用いただいてきました。
このたび、本サービスの拡充・快適性向上を目的に、欧米及び国内で導入が進む国際基準の認証の仕組みである「OpenRoaming」（注1）に対応した「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」の導入を決定し、10月1日より提供を開始します。OpenRoamingは、従来の一般的な無料公衆Wi-Fiに比べて、高い安全性と利便性を特長とした仕組みであり、大阪・関西万博会場内の主要施設においても整備が予定されています。
官・民連携した協力体制のもと、まずは、関西国際空港と新大阪駅およびそこから大阪・関西万博会場をつなぐ主要動線上の鉄道駅等において整備を行い、万博への来場者を中心に、会場内を含めてシームレスに、安全かつ利便性の高い通信環境を提供します。
また、今後、既にOsaka Free Wi-Fiを提供している府内約3,000のWi-Fiスポットについても、OpenRoamingへの切り替えを徐々に進めて参ります。
万博開催を来年に控え、今後ますます国内外からの観光客増加が見込まれる大阪で、セキュアでストレスフリーな通信環境を整備し、国際観光文化都市としての魅力を高めてまいります。

大阪でのOpenRoamingのローンチを目の当たりにし、大変嬉しく思います。 このイニシアチブに関わったすべての関係者にお祝いを申し上げます。 アジア最大級の地域の一つである大阪は、活気に満ちた文化、おいしい食べ物、歴史的なランドマークで知られています。また、2025年には大阪・関西万博の開催もあり、注目を集めています。 OpenRoamingを導入することで、住民や訪問者、国際観光客が公共の場でWi-Fiを使う際の体験が向上します。 OpenRoamingは、公共の場での無料Wi-Fiへの自動接続を提供し、セキュリティとプライバシーを保護します。 このイニシアチブは、大阪がイノベーションをリードし、すべての人への接続性を向上させていることを示しています。 将来、OpenRoamingのロケーションが拡大すると、訪問者は空港から大阪全域にわたってWi-Fiを楽しむことができ、観光や地元ビジネスの促進に貢献します。 OpenRoamingはイノベーションを促進し、Wi-Fiへの接続を容易にし、デジタルデバイドを埋めるのに役立ち、接続のリーダーとしての大阪を形成します。 OpenRoamingの展開に携わる大阪のリーダーシップとすべての関係者に感謝します。 自動的で安全、かつ高速なWi-Fiのある都市、大阪を一緒に実現しましょう。