JR西日本とKDDIによる改札ビーコンと駅・車両Wi-Fiを活用した 周辺施設情報と割引特典を配信する実証実験の実施について

西日本旅客鉄道株式会社（本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:長谷川 一明、以下 JR西日本）、株式会社JR西日本コミュニケーションズ（本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:野中 雅志、以下 Jコミ）、株式会社JR西日本テクシア（本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:加川 裕治郎、以下 テクシア）、KDDI株式会社（本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋 誠、以下 KDDI）、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス（本社:東京都中央区、代表取締役社長:向吉 智樹、以下 Wi2）は、JR西日本管轄内の一部駅（大阪環状線各駅、新大阪駅、京都駅、三ノ宮駅）改札に設置したビーコン（注）や車両に設置したWi-Fi環境を活用し、公衆Wi-Fi接続アプリ「au Wi-Fiアクセス」を通じて、駅周辺施設の情報と割引クーポンを配信する実証実験（以下 本実証実験）を、2021年7月1日から2021年9月30日まで実施します。

JR西日本、Jコミ、テクシアは、鉄道および駅利用者へのサービス向上、新たなビジネスモデルの創出をテーマに、駅改札に設置したビーコン活用の検討を2020年10月から進めています。
KDDI、Wi2は、100万人以上に利用されている公衆Wi-Fi接続アプリ「au Wi-Fiアクセス」を、2020年9月からスマホ決済「au PAY」をご利用のお客さまを対象に無料で提供しており、Wi-Fiスポットで利用可能な割引クーポンを配信するなど、場所と連動した取り組みを実施してきました。

5社は本実証実験を通じて、ビーコンとWi-Fi両方式の特性を活かして、駅の改札口に近づいた際などに駅ナカ・駅直結施設をアプリの通知でお知らせするとともに、施設内の店舗で利用可能なスマホ決済「au PAY」の割引クーポンを提供することで、情報配信によるお客さまの移動状況と購買効果を検証します。

改札機に設置したビーコンおよび駅構内や車両などに設置されたWi-Fi環境からの情報をもとに、お客さまの周辺または利用路線の沿線付近にあるJR西日本グループの商業施設をスマートフォンの画面上に表示します。位置精度の高いビーコンと、多くの場所に設置されているWi-Fiアクセスポイントのそれぞれの特性を組み合わせて発信することで、いま・すぐにお立ち寄りいただける店舗の情報をリアルタイムにお届けしながら、そこに繋がる交通網においても、移動中に身近にある価値として広くご案内します。

周辺施設の情報配信とあわせて、駅ナカ・駅直結の施設で利用可能なスマホ決済「au PAY」のクーポンを先着最大10万名さまに配布します。情報発信と決済までの統計分析を行うことで、お客さまが持つスマートフォンに鉄道の位置情報を活かして情報発信を行うことの有効性と、そこから情報を受け取ったお客さまのお買い物ニーズの把握に活用していきます。

公衆Wi-Fi接続アプリ「au Wi-Fiアクセス」をダウンロードし、通知を許可されたお客さまを対象に情報配信を行います。割引クーポンは、「au Wi-Fiアクセス」に届いた通知を開くことで取得が可能です。
取得したクーポンは、スマホ決済「au PAY」のアプリを別途ダウンロードの上、「au PAY(コード払い)」でのお会計時にクーポンをセットしご利用いただけます。
特設サイト：http://au.wi2.ne.jp/aupay/entry/westjr

2021年7月1日～2021年9月30日

期間中、対象施設でのau PAY(コード支払い)によるお買い物が201円(税込)以上の利用で200円割引になるクーポンを、最大10万名さまに配布します。

対象施設や条件などの詳細は特設サイト（https://au.wi2.ne.jp/aupay/entry/westjr）をご覧ください。

「au Wi-Fiアクセス」はスマホ決済サービス「au PAY」をご利用のお客さまが、JR西日本の駅や車両を含む公共交通機関や、カフェなどのWi-Fiスポットにおいて、専用アプリで安全に自動接続いただけるサービスです。au以外のスマートフォンをご利用のお客さまも「au PAY」にご登録いただくと無料でご利用いただくことができ、2020年9月のサービス開始以降、100万以上のお客さまにご登録いただいています。なお、有料会員サービス「auスマートパスプレミアム」にも対応し、加入されているお客さまはPCからの接続やフリーWi-Fiを保護するVPN機能など、より高度な機能をご利用いただけます。

au Wi-Fiアクセス：http://au.wi2.ne.jp/aupay-web/