Wi-Fiのセキュリティに気を付けていますか?スマホを安全に使うには
スマホの利用は広い世代で一般的になり、日々の生活に欠かせないものとなっています。情報収集や友人とのコミュニケーションにも動画を活用することが増え、ついつい暇つぶしに動画コンテンツを見続けてしまう、ということもありますよね。そんな日常のなかで気になるのが、通信量。自宅や外出先ではWi-Fiを利用して限られた容量をやりくりしている人も多いと思います。街中にはフリーのWi-Fiスポットも増え、手軽に便利に利用できますが、セキュリティには注意が必要です。今回は外出先でフリーWi-Fiを使用するときの注意点とその対策について解説します
目次
フリーWi-Fiのメリットは?
フリーWi-Fi最大のメリットは、なんといっても無料でだれでも利用できること。契約しているスマホの通信量を使わずにネット利用ができるので、フリーWi-Fiがあるところでは必ず利用する、という人もいます。また、スマホだけでなく、パソコンやタブレットなどインターネットに接続するデバイスは何でも利用できる点も便利です。
通信回線を契約していない端末でも外出先でインターネットが使える
ノートパソコンやタブレット、またゲーム機などでも接続できるのはフリーWi-Fiの大きなメリットです。外出しながらゲームを楽しむ人には、4G、LTEなどの通信回線の契約がない端末でもインターネットが使えることは大きなメリットでしょう。モバイルルーターを持っていなくても、Wi-Fiに対応した端末があれば、好きなだけインターネットを使うことができるのです。
スマホのデータ通信料が節約できる
当然のことですが、フリーWi-Fiを利用しているときは、契約しているスマホのデータ量にはカウントされないため、結果的に通信量を節約することができます。ちょっとした隙間時間にSNSで動画を見たりしてついつい月の通信量を圧迫してしまっている人は、フリーWi-Fiを上手に活用してみてもいいかもしれません。
モバイル通信回線よりも高速で送受信できるものもある
スマホの契約によっては、昼間や夕方の混雑時は速度が遅く感じる人もいるかもしれません。そのような人にとっては、フリーWi-Fiのほうがより快適に通信ができる可能性もあります。
フリーWi-Fi利用時の注意点
フリーWi-Fiは多くのメリットがありますが、一方で注意をしなければならない点もあります。詳しく説明していきましょう。
スマホを安全に使うにはWi-Fiのセキュリティが重要
フリーWi-Fiは、簡単に利用でき、利便性が高い一方で注意しなければならない点として「セキュリティ」があげられます。フリーWi-Fiを利用する際表示される利用規約などにも記載されていますが、フリーWi-Fiは暗号化されていないことがほとんどです。そのためセキュリティ上のリスクとして、第三者による情報の盗み見や不正アクセス、遠隔操作などの問題が生じる可能性があります。
絶対に接続してはいけないのは、提供元がよくわからない無料のフリーWi-Fi(野良Wi-Fi)です。このようなWi-Fiに接続してしまうと不正アクセスや遠隔操作などのリスクが高くなります。
偽のアクセスポイントも存在する
有名なフリーWi-Fiだと思っても注意が必要です。悪意のある第三者が、偽装したアクセスポイントを設置している場合もあるからです。ここにあるはずがないのに?と思ったときはつながないことが一番ですが、偽装アクセスポイントを見極めることはなかなか困難です。
そのためフリーWi-Fiを使うときは、ネットバンクやオンライン取引の利用、個人情報やパスワードを使うサービスは極力利用しないなど、扱う情報を注意することも必要です。
街中のWi-Fiはいろいろ
フリーWi-Fiと有料サービスの違いとは
街中にはいろいろなWi-Fiの電波が飛んでいます。フリーWi-Fiだけでなく、限定された会員向け(有料含む)サービスのものもあります。では、これらは、どのような違いがあるのでしょうか。
会員向けサービス
一番イメージしやすいのは、携帯電話の会社が自社ユーザ向けに提供しているWi-Fiスポットではないでしょうか。自社が提供するサービスのユーザへ街中のWi-Fiスポットを提供しているサービスです。利用者が限定されていますが、暗号化された通信を行っているためセキュリティが高いといえます。また、通信事業者による高セキュリティWi-Fiを月額やスポット単位で利用できるサービスなどもあります。
無料サービス(フリーWi-Fi)
一方、会員制でなく誰でも利用できるフリーWi-Fiは、簡単に利用できる反面、通信が暗号化されていません。不特定多数の人がアクセスできる状態である、という点において、会員制の公衆Wi-Fiと比べて、無防備に利用するとセキュリティのリスクは高まります。
無料Wi-Fiが危険といわれるのはなぜ?
いたるところで利用でき、手軽で便利なフリーWi-Fi。しかし、「危険」といわれることもしばしばあります。ではなぜ、フリーWi-Fiは危険だといわれるのでしょうか。その理由を正しく知ることが、便利に利用する上でもとても重要です。
ID・PWを不特定多数の人と共有する
フリーWi-Fiは不特定多数の人々とIDやパスワードを共有しサービスを利用します。しかし"みんなが同じIDやパスワードを使用する"ということは、実質的にセキュリティ保護を行っていないに等しく、悪意のある第三者によって情報が盗み見られたり、遠隔操作されたりする危険性が高いということがいえます。
有料サービスよりセキュリティは重視されていない
フリーWi-Fiは基本的に暗号化がされていません。そのため、第三者に通信の中身を盗聴される危険性が高いのです。このため、口座情報やクレジットカードなどの重要な個人情報を入力することなどを避けることはもちろん、できるだけ通信内容に注意することは利用者側として必要です。またフリーWi-Fi接続時には「https」で始まるサイトを利用しましょう。
なりすましアクセスポイントである可能性がある
前述したように、悪意のある第三者が本物そっくりに偽装したアクセスポイントが存在します。
偽物のアクセスポイントは本物と見分けるのが非常に困難なため、明らかに不自然な場所にある場合は接続しないことはもちろんのこと、スマホの自動接続機能をオフにしておくなどの対策も重要です。
外出先でWi-Fiを利用する際の注意点
フリーWi-Fiを便利に利用するためには、「危ないかもしれない」という意識を持ち、何に注意すべきかを知っておく必要があります。被害者にならないために、利用者それぞれが公衆Wi-Fiへのセキュリティ意識を高め、個人情報やクレジットカード情報などを入力しないといった対策をとることは重要です。公衆Wi-Fiを使う際の注意点をまとめると以下のとおりです。
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フリーWi-Fiを利用するときには「リスク」を意識する
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クレジット情報などの入力はしない
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Wi-Fiの提供元に注意する
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接続先の選択に注意する
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HTTPS通信のサイトのみ閲覧
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スマホ側のセキュリティ設定に注意
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Wi-Fiの自動接続をオフにする
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①VPN機能によりセキュリティが強化
VPNとはVirtual Private Networkの略称で、ネットの通信を暗号化する仮想回線を構築し、通信内容が傍受されないようにする技術のことです。
フリーWi-Fiで危険といわれるセキュリティについても、VPN機能によって安全性を高めることが可能です。
②安全で快適につながる会員向けの高セキュリティWi-Fi
通信事業者であるWi2だからこそ提供できる、高品質Wi-Fi(EAP-TTLS方式)に自動接続します。日本全国にチェーン展開するカフェやレストランで利用でき、意識しなくても安全なWi-Fiを利用することができます。
③スマホ以外のデバイスでも
スマホはもちろん、ノートパソコンやゲーム機をWi-Fi接続ことも可能!通信容量の制限がないので、ファイルなどをやり取りする仕事での利用にも、オンラインゲームにも、安心です。
④スマホ利用だけなら月額200円(税込)!家族とIDのシェアができるプランも
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Wi-Fiのセキュリティ対策で安心のスマホライフを
フリーWi-Fiはデータ通信料を節約しつつ、無料でインターネットが利用できる点が魅力ですが、その一方で通信が暗号されていないものもあり、セキュリティ上の危険が潜んでいます。
VPNアプリの導入や、SSL化されたサイトの利用、また個人情報の取り扱いに関する意識を高めるなど、個人ができるセキュリティ対策を徹底したうえでフリーWi-Fiを上手に使うようにしましょう。