リニューアルオープンしたミュージアムを、市民や観光客がにぎわう施設へ。ファクトを可視化し、最適な導線案内に貢献。

伊丹市 様

導入実績
Wi-Fi環境構築
DXソリューション
導入背景や課題

データを活用し、よりお楽しみいただける施設を目指す

  • 来館者の行動データをWi-Fiを活用して収集し、鑑賞ルートや滞在時間を把握して充実したミュージアム体験を提供するため
導入内容

Wi-Fi環境を施設内の把握に活用

  • フロアの展示室ごとに設置されたアクセスポイントをセンサーとして活用
  • フロアマップ上にバブルチャートを表示するなど、ダッシュボードのアウトプットも操作・確認が直感的に行える開発
導入後の成果・効果

利用者満足度の向上と、中心市街地のにぎわい創出へ

  • 情報に基づき、展覧会における動線や展示レイアウト
  • 利用者に対する案内方法やスタッフの人員配置などの最適化

導入背景や課題

データを活用し、よりお楽しみいただける施設を目指す

伊丹市都市活力部まち資源室文化振興課さまが所管する「市立伊丹ミュージアム(https://itami-im.jp/)」は市の中心市街地である宮ノ前地区に集積していた4つの文化施設(伊丹市立美術館、伊丹市立工芸センター、伊丹市立伊丹郷町館(文化財建造物)、柿衞文庫)に伊丹市立博物館を統合し再整備の上、2022年4月にリニューアルオープン。
本施設は、美術・工芸・俳諧俳句・歴史と多彩な分野にわたる資料の収集保存と活用、多彩な展覧会や講座、また文化財に指定された建造物の継承・公開を行っており、施設内には複数の建物が存在しています。
来館者の人数カウントは各エリアで実施されているものの、全施設における鑑賞ルートや滞在時間を把握には課題が。
これらを可視化し、対策を打つことで、より充実したミュージアム体験をご提供できるのでは、とWi-Fiを活用した人流データ把握についてWi2にご相談をいただきました。

導入内容

Wi-Fi環境を施設内の把握に活用

本施設ではリニューアルに伴い、来館者の利便性向上を目的に、館内で利用できるFree Wi-Fiのアクセスポイントを増設。
フロアの展示室ごとに設置されたアクセスポイントをセンサーとして活用し、各エリアにおける接続時間や、時間や曜日に応じてデータ化することで、館内の人流を可視化することができました。
フロアマップ上にバブルチャートを表示するなど、ダッシュボードのアウトプットも操作・確認が直感的に行える開発をしています。

エリア別滞在人数(フロアマップ)

導入効果と運用

利用者満足度の向上と、中心市街地のにぎわい創出へ

これらの情報に基づき、展覧会における動線や展示レイアウト、また、利用者に対する案内方法やスタッフの人員配置などの最適化を行っていただくことで、施設内の各エリアへ効果的な誘導を図り、施設のさらなる活性化と集客力の向上にお役立ていただいています。
また、数年分のデータが積み上がれば、季節ごとの傾向や経年比較による分析を通じて、施設の経営改善につながる可能性もあるとして、今後の施策への活用もご期待いただいています。

お客さまのプロフィール

伊丹市

伊丹市都市活力部まち資源室文化振興課様は市内の文化施設を所管し、市内文化団体の活動を支援するなど、伊丹市が有する文化資源を最大限に活用し、同市における芸術および文化の振興を図っておられます。
また、2022年4月より博物館の設置管理と文化財の保護に関する事務の職務権限が教育委員会から市長へ移譲されたことを受け、有岡城跡公園をはじめとする史跡公園の管理や文化財の保存、活用などの文化財行政も所管されています。

その他の導入事例

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